| あげます・くださいは、利用料無料、会員登録なしでも利用できる、リサイクル・リユース情報専門のデータベースです。 |
 |
 |
あげます・くださいは、昨年までアクセスログを取得していませんでした。しかし昨年来、毎月のアクセスログを取得し、集計を行うようになりました。
で、いつかということは定かではありませんが、おかげさまで8月の中旬に通年で1000万PVを達成することが出来ました。
また同時にユニークユーザ数も100万人を無事突破し、リサイクル(リユース)専門DBでは、かなり大きく成長することが出来ました。
あげくだというネーミングは、当社が20世紀ものこり数日という頃名付けたものですが、今やyahoo様やgoogle様で検索すると、リサイクル系サイトのトップに表示されるまでに成長致しました。
そこで「あげくだ」1000万アクセス(実際のヒット数などはほぼ2000万に近づいています)を記念して、利用会員への感謝を込めて、プレゼント提供とアンケート募集を行います。
最近はエコということが盛んにいわれており、「あげくだ」自体も、リユース専門サイトのため、何かそのような記念品を用意して、皆さんにお届けしようと考えたのですが、市販品で私たち「あげくだ」のポリシーを反映するような商品に巡り会いませんでした。
そこで、”それならば、自分たちでオリジナル商品を作ってしまおう”ということになりました。 |
|
 |
|
 |
|
 |
 |
「あげくだ」で利用者プレゼントを考えると、リサイクルやリユースを標榜しているだけに、エコ系商品になってしまいがちです。でも例えばPETボトルを回収して作ったTシャツやエプロンなんて、結構高いのです。
それとなんだか、エコ商品って、素材の由来にこだわって、作っていますというのが、何となく「あげくだ」らしくありません。そこであげくだでは、別の商品コンセプトを考えました。
1. 大上段にエコを語らないけれど、それなりにエコ配慮された商品。
2. 差し上げる以上、粗品ではいけない。
3. 誰にでも使える商品でなければいけない。
4. 差し上げて、飾ってもらうよりも、毎日の生活で活躍して欲しい。
5. 毎日使って頂けるなら、それだけ丈夫な製品でありたい。
などなどを決めました。
で、ちょうど商品選びを始めたとき、アニヤ・ハインドマーチのエコバッグ事件があり、何となく事件に違和感を感じていた「あげくだ」では、自分たちも自分たちなりのエコバッグを作ってみようということになりました。
|
 |
 |
あげくだ10年バッグの素材は帆布。今ではキャンバスなどと呼ばれていますが、元は帆船の帆や産業用資材として、様々な分野で活躍した純綿製の布です。帆布は木綿(コットン)で作られています。帆布の厚さは様々で規格では1号から11号程度までありますが、実際に商品として流通しているのは4号からです。数字が大きくなれば帆布を織るために使用している木綿糸が細くなります。「あげくだ」が使用している帆布は、最高に厚くて堅い、帆布4号です。
4号を使用した製品は、一般用にはほとんど出回っておりません。 その理由は別の項で説明しますが、この帆布を使用できただけで、「あげくだ」スタッフは、実は大喜びしているのです。
生地の色は生成(きなり)としました。生成は無漂白・未染色ですから、綿糸本来の薄クリーム色をしています。漂白をしない・染色をしないということで、薬品を使わない・水を使わないということで、すこしだけエコを考慮してみました。でも、帆布4号は、はっきり言って、ごわごわのがちがちで、バッグに何も入れなくても直立するほどのハードさを誇っています。よほどのモノを入れない限り、型崩れを起こしません。 |
|
|
|
 |
 |
ベルトも本来は帆布使用を考えたのですが、最終的にはアクリル製品を使用しました。ただしアクリルのベルトには帆布と逆に思い切り柔らかい素材を選択しました。
ベルトにはベルト用に織られたテープを使用し、滑り止めの加工などは一切行っておりません。型くずれしにくく、しかし肌に優しい弱起毛ベルトを使用しました。色は黒。汚れが目立ちにくい色と、バッグ素材の生成にマッチングする色を選択しました。
|
|
|
|
 |
 |
当初内ポケットはさほど重要視していませんでした。しかしメーカーから、底の深いバッグだけに、財布が底にあると、出し入れが不便という提案を受けて、付けてもらいました。また、開口部にファスナーは付けませんでした。コストの問題よりも、出し入れが頻繁な携帯電話や小物入れとしても使用するための配慮です。そして、この部分の素材については、バッグによって様々な素材を使用しています。本来素材については、丈夫な布を見当したのですが、リサイクルを考えて、鞄メーカーに残されている、いろいろな鞄素材の端布(いわゆるハギレ)を頂戴して制作することにしました。ですから、ナイロンのケプラー状袋があったり、デニム袋があったり、今回注文したバッグだけでも数種類の素材が使用されています。とはいうものの、縫製をごらんいただけばわかると思いますが、ちゃんと整形した上でバイアステープで縁かがりした仕上げは、どこに出しても自慢の出来る出来映えとなりました。こんなところにハギレを使用するというのも、「あげくだ」風のエコなのです。
|
 |

 |
「あげくだ」10年バッグには都合3つのタグが縫い込まれています。
一つは業界のタグで、この製品が日本製であるということを証明するもの。国産バッグでも、廉価製品にはあまり付けられていません。ですから、このタグを普段見慣れている人は、かなり高価な鞄愛用者だといえます。肝心なのはのこり二つのタグで両方とも革製です。実はこのタグの素材も、今回お世話になった篠田商店に残されていた皮のハギレを利用しています。薄い色の方は「あげくだ」新ロゴとwebアドレスが刻印されており、濃い色の方には、篠田商店謹製カバンに付けられている、オリジナルマークが刻印されています。タグを複数付けることに、メーカーさんでは最初辞退されていたのですが、裁断・縫製・素材選択など、上々の仕上がりだったため、篠田のマークを付けても恥ずかしくないということで、お願いして付けてもらいました。共同開発で自信ある商品だから、このような形になりました。小さなハギレですから、一応そろっていますが、微妙に皮の厚さが異なるバッグもあると思います。
※画像の丸印をクリックすると拡大表示されます。
|
|
|
|
 |
 |
日本にはバッグ製造メーカーがたくさんあります。「あげくだ」ではバッグ製造に着手するまえに、複数のバッグメーカーのサイトを拝見し、最終的に篠田商店にお願いしました。
それは、篠田商店の品質と独創性に「あげくだ」が惚れ込んだからです。
篠田商店は、何度も業界コンクールで表彰された技術の持ち主で、当方がお聞きしているだけでここ数年で6度も大きな賞を受賞されていますし、有名専門店やメーカー、個人からの特注商品の依頼もある、隠れた超一流店なのです。家族で仕事をされていますが、今時珍しい職人一家で、高級カバンを製造しておられます。帆布製バッグの製造は今回が初めてだそうで、布製バッグでありながら、縫製などに関しては、普段から製造している高級皮革カバンと同一の製法で対応して頂きました。それにより、単なる布製バッグですが、耐久性の高い商品に仕上がりました。
※画像をクリックすると、篠田商店のホームページをご覧いただけます。 |
|
|
|
 |
   |
例えば縫製。これだけ厚いキャンバス地となると、普通のミシン針では、対応できなくなる場面も出てきます。キャンバス地を重ねて縫う個所で、一番厚いところは8枚重ねで、厚みは5mmほどあります。しかも布地ですから織り糸の流れがあり、織り糸の隙間に針が入れば良いのですが、糸に針があたると針が通りにくく、普段の高級革鞄を縫製する以上の時間がかかったと苦笑しておられました。細かなところにも高級バッグと同様の技術と手間が活かされています。
生地が厚すぎて、細かな折り返し縫いが出来ません。そこで、どうしても巻き折り縫いが出来ないところに関しては、樹脂でキャンバスを貼り付けました。そうすることにより強度も増しますし、キャンバスの縁のほつれが抑えられるのです。これ以外にも細かな工夫が随所に施されています。
こんなこだわりと、少しばかりのエコ心を持って生まれたトートバッグですが、よろしければご愛用ください。
|
|
|
|
 |
  |
バッグのサイズは、W29cm×H38cm×D12cmです。
ごらんの様に単行本3冊大判雑誌2冊、PETボトル1本程度が入っても余裕があります。重量的には10Kg以上のものを入れても大丈夫でしたし、型くずれもしませんでした。
開口部が広いので、たいていの物は問題なく入ります。A/4サイズの雑誌なども、横向きに入れるのは難しそうですが、実際にはマチがありますので、充分入ります。
カバンの持ち手は、長さの調整が出来ますので、手提げカバンから、ショルダーバッグまで、お好きな持ち方が出来ます。持ち手は黒のアクリルですが、弱起毛で、手や肩にも優しい柔らかなものを使用しています。
|
|
|
|
 |
agekuda10年トートバッグは、厳選された素材と縫製の精度から、普通に使用すれば10年は使えると、「あげくだ」が名付けました。メーカーが10年の耐性を保障しているわけではありません。しかし、このバッグを手に取られた方は、ほぼ10年は使えそうという丈夫さに驚かれます。決して凝ったデザインではありませんし、流行を意識したわけでもありません。しかし、普通に使える重量物耐用バッグとしては、かなりの仕上がりだと自信を持って、このネーミングにいたしました。
ちなみに多少のエコこころは意識しましたが、丸めたら小さくなるというような工夫は一切行っておりません。
カバンの中身があってもなくても、あげくだバッグは、自己主張致します。
|
 |
|
 |